<不妊治療>金銭的事情で子供を諦めるというのは、健全な世の中ではない

私の世代30代の後半の仲間たちからもよくこの話題が出ます。日本の国自体が出生率を上げるように働きかけている割にこの不妊治療に対する制度の仕組み自体がしっかりと構築されているかというと、私自身疑問になりますし、子育て支援という枠に入っていないために、ないがしろになってしまっている気がしています。

制度自体はあるものの誰もが使えるものではない。

要因としては幾つかあると思いますが、私自身に届く声は世帯収入の壁、そして後申請によるものが多いです。

世帯収入の壁でいうと、世田谷区では東京都のひも付き審査をしているため、世帯収入の730万円を超えてくると申請すらできないことになっています。つまり東京都で弾かれてしまっている現状では、世田谷区で申請したいと思っている総実数自体把握できない、できていないことになります。

昨年度の世田谷区の実績だと昨年度申請者1,424件1億2213万3826円。1人当たり約85000円の補助。

しかしながら潜在的にはもっと多くいることは間違いありません。

子育てしやすい世田谷区と公言しているのであれば、子供が生まれる前の環境整備も必要ではないでしょうか。

私に届いた声の一つで不妊治療をしている方の話です。

年間200万円近く使っているが、世帯収入が730万円少し超えてしまい申請できない、少しでも申請できるようになると助かる、このまま続くようであれば、子供を諦めざるをえないとのこと。品川区や港区のように壁の撤廃をすべきと私は考えています。

また、申請制度の仕組みとして、全て終わった後にしか申請できない、というのは、現場の方の声を完全に理解していないと思います。

幸せな結末、子供ができて、申請は文句は出ないでしょう。しかし、この不妊治療、諦めるざるをえない状況の要因の大きな一つは金銭的なものです。

金銭的事情で子供を諦めるというのは、健全な世の中でしょうか。

そして、保険適用されない体外受精には1週期50万円かかると言われており、私はチャンスすら手にできない夫婦にどうにか手を差し伸べたい。そう思っています。

子供を諦めるという結論の最後でしか申請できない夫婦、申請をした夫婦を想像してみてください。

また、同様に昨今男性側の要因で子供ができないケースを聞くようになっています。ブライダルチェックでは男性の3人に1人はトラブルを抱えているとも言われており、そういった助成を世田谷区でも創設すべきと考えます。